秘密基地
先日暑かった日に、妻がワークマンで買ってくれた「体感-5℃シャツ」を着て仕事へ行きましたが夜はまだ寒く、帰るときには凍えてました。
こんにちは、けんです。
暖かかった昨日、仕事中にふと公園の「ツツジの花」が奇麗だなと思い、小学生の頃を思い出した。
春になると公園に遊びに行く度に、ツツジの花を見つけては根本の密を吸っていたなと。(公園管理者及びツツジさん、ごめんなさい。)
※ツツジの一種で「レンゲツツジ」等、似たような花で有毒なものもあるようです。
詳細は下記【tuzuru】様のサイトがわかりやすかったので、ご参考にして頂き十分に気を付けてください。
そう、公園といえばなのだが皆さん「秘密基地」を作ったことはありませんか?
僕の場合、公園の木の上に葉っぱががあるうちに(ないと丸見えで恥ずかしい)、うまく段ボールを敷いて囲って「秘密基地」を作っていたなと。
高いところから葉っぱをかき分けて見渡す公園。
『あの子はジャングルジムであんなことして、ふふふ・・・』、
『あの砂場は犬のピーあったのに、あの子なんて手で団子作ってる、ふふふ・・・』
そう、危ない子でした。
そんな基地作りが友達間で流行り、我こそはと各所に雨風吹けば引き飛ぶ基地が乱立。
ある日、好奇心に溢れた友人の提案で
友人(以下監督):『一緒にさ、地下に秘密基地を・・そう、シェルターを作らない!?』
僕:『はっ!?』
上空では飽き足らず、ついに地下世界へと事業はスタート。
事業の候補は小学校の目の前の山。ちょっとした遊具と、多目的に利用できる広場が併設され、それ以外はほぼ雑木林。うっそうとしている様は、秘密基地にはうってつけであった。
実際の工事場所は学校がよく見える山の中腹あたりをチョイス。校庭で皆が遊ぶ様子、下校中の小学生を遠くから眺められるここは、危ない男たちには最高の場所だった。
【シェルター概要】こんな感じのを想定↓
掘るためのスコップ、なにかと便利な段ボール、雨をしのぐ穴の上に張るシート等、各自で施工道具を親の目を盗み調達。
準備はばっちり。放課後、男たちは来る日も来る日も穴を掘っては、雑木林で拾ったエ〇本で士気を高めていた。
脚立を用意する程の深さまで掘り進めた穴は、もはや子供一人すっぽり入って隠れてしまう程に。ついに横穴を掘り進める工程まできた。
僕:『監督、工事は順調です(`・ω・´)』
日が暮れてきて、あたりが大分暗くなってきた頃、
工事現場へ出入りしている方角から『おーい!』との声。
監督:『誰?作業員は足りてるぜ!?』
作業を中断し、休憩しつつ待っていると
学年担当の先生と、強面の体育の先生が現れた。
先生達:『何してんだー!!』
僕達:『へっ!?シェルター作ってるだけだよ(;゚Д゚) 見てこの穴!すごいでしょ!?』
先生達:『あぶねーだろバカヤローっ!!穴埋めて早く家帰れー!!』
工事場所が何故バレたか。
そう、暗くなっていたので懐中電灯を照らしながら作業をしており、その明かりは遠くても職員室からは丸わかりとなってしまっていたのだ。そのため不審な明かりがあるとして調査団が送られてきたのでした。
やむを得ずシェルター計画はストップし、士気を上げる為の重要書類も没収。
目的を失った僕達は途方に暮れ、帰宅。
各親にも連絡されており、その後は言わずもがな。
お腹は減る、身体中は土で汚い上に、先生・親に怒られ泣きじゃくったあの日は忘れない。
でも大人になって思う。
あの時、先生達が僕らを発見してくれなかったら・・・。
労災の効かない大きな事故になっていたかもしれない。
ありがとう、先生達。
※地下シェルターを作りたいと思う方へ
「都市計画法」「建築基準法」「各自治体の条例」等の確認及び、各ハウスメーカーの「設計、施工方法、費用」等の検討が必要です。
勝手に作らない様、十分に気を付けてください(*‘∀‘)
いつの日か
ほんとにほしい
ひみつきち